甲状腺疾患と妊活について

千葉市の本格ヨガスタジオ・ヨガソルナ
代表のYumiです。

春になると、パーソナルレッスンのご要望が増えます。

(過去には、グループレッスンにまだ慣れていなく、じっくりと取り組みたい方や、特別な疾患や症状があって、それらをサポートしていきながら、もしくはセラピー的な目的、または、もっとマニアックに深めたい、Teachertrainingを受ける前に事前に疑問点をクリアにしておきたい方などがいらっしゃいました。)

今回は、30代後半のAさん。
ヨガが大好きで、ホットヨガや、たまに家でDVDなどを観ながら練習しているそうです。


過去に甲状腺疾患があり、去年、卵巣嚢腫で2回手術をしており、その為に、術後の左鼠径部が動かしづらいため、骨盤の歪みや、アンバランスを感じるとのこと。


頚椎ヘルニアがあり、肩こりも慢性的にある。これらも改善していきたい。

彼女はとてもハイキャリアの持ち主で、留学、国際結婚をして、現在はセルフオーナーで、通信でフランスの大学で経営学を学んでいます。

ヨガで力を緩める感覚が?とのこと。

(こういう方は、結構多いです。
今までに、本当に良くお会いしてきました。)

そして、脚が痺れやすいため、正座もしくは、virasanaが出来ない。

また、現在妊活中で、妊娠を望んでいます。



。。ヨガの考えから全体を視ると、これらは全て繋がっていることが解ります。


ヨガは宇宙視点なので、物事を点で見ないで、全体でみます。
先ず、甲状腺とは、体内のホルモンバランスを整える調整機能の司令塔。
乱れると、当然、自律神経にも影響が出て、イライラしたり、鬱っぽくなったり、女性ホルモンにも影響を及ぼします。


アーユルヴェーダでは、
甲状腺疾患はカファ性。ですが、機能低下→橋本病はカファ、機能亢進→バセドーはヴァータ。Aさんの場合は、カファ→ホルモン機能低下の方です。

卵巣嚢腫などの婦人科系→ヴァータが主導権を握っていますが、嚢腫はカファ過多で起こります。

頚椎ヘルニアを含めヘルニアはヴァータです。

こう見ると、ヴァータとカファのバランスの崩れだと言うことが解ります。

(ホットヨガはアーユルヴェーダ的には甲状腺には良くなく、ホットヨガの先生は甲状腺を悪くするといいます。。) 


また、前回のEyal先生のワークショップでもやりましたが、中医学的には、肝臓の経絡が、甲状腺疾患と繋がりがあります。
下を視ると、肝臓の経絡が、甲状腺(首のライン)、また子宮にも繋がっていて、また、肝臓はストレスを司るセンターなので、脳にもしっかり繋がっています。

不妊治療の方は、ストレス禁物なのは、この繋がりのためです。

また、座位で大切な足内側、足の甲にも繋がっているのがわかります。
頑張り屋さんほど、意識してヨガや、呼吸法や瞑想で、脳を休ませましょう。
 
身体も心も、こうして全て繋がっています。

アロマセラピーや、ヨガニードラも凄く良いかと思います。

外側への意識(人との比較)を少し遮断して、大切な貴方の身体と心の声を聴いて見てください。


みんなそれぞれ今世に託されたカルマがみな違いますから、比較に意味はありません。


過去の重たいしがらみ(親から認められたい。○○しなければならない。誤った正義感など)は、もう、捨ててしまいましょう。


こちらの本もオススメです。
私も、Aさんのおかげで、こうしてまた学びを深める事が出来ました。


今日も、おかげさまの一日に感謝です。


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